michi53110のブログ

海彦山彦が大好き、旬の収穫食材を探し廻り酒の友とす。
そんな食材探索をブログで紹介します。

釣師たちの夢見スタート

 連休直前に船を着水、今年も釣師達がキラキラ夢見るおやじ少年になる時期に漸くなった。
5/3 今年の初出船、慣らし運転程度で近場を探るも魚影は漁礁にもどこにも姿なし、
早々に納竿、翌日は深場に遠征しよう。
 5/4 05:30東洋一と言われる新川排水機のポンプが稼働し、みるみる間に水位が低
下していく。
06:00水門が上がり、待機していたプレジャーボートが続々と水門を潜りそれぞれの
釣場へと出港していく、Queen号の三匹のおやじ達も続く、目指す水深250Mポイントへ
愛艇を走らせる。


 今日の狙いは「がんぶつ」だ!
 「がんぶつ」とは、若葉萌えるこの時期の宗八カレイを村上、庄内地方の呼び名、
「青山がんぶつ」で通る。
 宗八は普段はあまり美味しい魚ではないがこの時期に捕れる宗八は全く別物で、干物1
枚小ぶりが300~450円で地元の魚屋で希に売っているほどの希少価値のあるカレイ。

 庄内日報HPでも紹介されている。

  ツッチー名人にアタリ、水深280Mからの巻き上げるまでに3~4分はかかる、海面に
顔を出したのは「へび女」の様な面相のエソ・・・(口を開けて赤いエラと三角の頭は正
にへび女)即リリース、他の二人はそれを見てニヤリ、フ゛シュッ缶ビールが旨い。


ビールのお神酒効果か俺の竿先にアタリ、2度目のアタリに軽く合わせ電動リールレバー
ON、竿先が絞り込まれる、結構大物みたい、上がるまで相当時間がかかるので、余裕で
竿先がグングン絞られるのを肴にビールが格別に旨い。ツッチー名人、カジョ漁師の倅名
人も注目、釣師はこの瞬間が堪らない。へへへへへ
 魚影が見えてきた、真鱈だ!  (後で計測したら5K弱)

   俄然、船中に希望の兆しが湧いてきた、続いてツッチー名人にも5K級が立て続けに2匹、カジョ漁師倅名人も同クラスを1匹揚げる。

 立て続けに釣れて来たので無造作に放置、またペール缶にも頭が見えるね。

 マダラ模様とはこれを言うのですね!  木の芽鱈と言ってこれもまた美味しい時期物の恵です。 今日の酒の肴は真鱈の昆布締めかニンニクバターでソテーも旨そう。
 結局三匹の釣師おやじ達はおいらと漁師の倅名人が各1匹、ツッチー名人2匹の計4匹真鱈5Kクラスをゲットしましたー・・・・

 ところでウンチクの「がんぶつ」の釣果は漁師の倅名人が貴重な1匹のみでしたが、
船長特権で頂いてきました。
 干して焼いて食べることにしようかな?
 これが「がんぶつ」こと宗八カレイですよ! 

 半日、干して塩焼きにしていただきまーす。
酒の肴は山海の美味ばかりウルイ、ワラビのお浸し、若竹とアイコ、油揚げの煮物で
冷酒をグビィッ!
海山からの美味しい贈り物で「〆張鶴 生酒」をもう一本追加! 旨過ぎる



山菜シーズン到来


 今年は少雪だった割に3月の気温が上がらず、山の目覚めが遅いようだ。
ようやく山菜の葉物が出始めた。我らが収穫する山菜は、葉ワサビ、コゴメ(青、赤)、
木の芽(アケビの新芽)、イラ(アイコ)、シドケ(もみじがさ)、ウド、タラノメ、
コシアブラ、ウルイ(ギボシ)、ワラビ、ネマガリダケ、ミズ(ウワバミソウ)これらが
それぞれ収穫場所は違えど、気温の上昇とともに生え始める。
 残雪の沢筋には、葉ワサビ、コゴメ、イラ、シドケ、ウド、ウルイ、ミズ。
コシアブラ、ワラビは、日当たりの良い杉定植20~30年くらいまでの杉林が中心で
ネマガリは標高の高い樹林帯(去年秋田で熊多数出没)。
 マイ採取エリアは秘密なのだが一人は危険なので、必ず友達と出かける。


白い花は葉ワサビの花、葉茎花根っこ全て食べられる。醤油漬けは日本酒にあーう。
中央左の倒木の傍、シドケはおひたし、マヨ醤油など(独特の香りが通には堪らない)


赤こごめ(クルミの白和え、天ぷら、お浸し、汁の実、スパデッティ等癖がない)


写真、ピン飛んだすまんです。
左からタラノメ、コシアブラ、シドケ、ウド(天ぷら、スパゲッティにも相性抜群)
特にウドは、捨てるところがなく、皮はきんぴらがお酒、ビールとピッタシ。


こちらのコシアブラは少し伸びすぎだが天ぷらは大丈夫、コシアブラご飯も旨いぞ!
この場所は、籠(こちらではテゴと呼ぶ)に満タンに収穫できる穴場なのだ・・・・

    


沢筋の岩場には、ウルイ(ギボシ)が生えているが崖なので秘密兵器(釣竿改良型)で高い所
の物を刈り落とす。
 床屋の裕氏地元の人より山に馴染んでいるね、右手に持っているのが先に釜が付いた秘密兵器(名付けて ノビゾウ)。ウルイ(酢味噌掛け、お浸し、汁の実)は、深山の味、癖がなく、噛むと滑りがあり、天然ものならではの味である。
 村上で買ってきた、〆張鶴生酒が捗りそうグビ-ウマ―イ。 

 海は未だ釣り情報が芳しくない釣果希望は無い様なので、山で暫く遊ぶことに
しようか!!!!!!!!!!!!!!

花・花・花・庭先に花開く

 3月年度末、桜の便りももうすぐと云うのに未だ肌寒い天候が続いていたが草木達は
春の気配を感じつぼみを膨らませ開花デビュー待ち。
 3/29さくらんぼが開花、写真は4/1 柔らかな陽光で昼には満開、日本ミツバチが蜜を
求めて10数匹懸命に次々にと花を移動、蜜採取している。
 家の前にときめきロード(遊歩道)を散歩する人たちが立ち止り、目と香りを楽しんでくれるのが嬉しいね。毎年、5月下には、色ずくさくらんぼにムクドリが群がり、2日位で食べ尽くしムクドリに旬を提供している。 

 
    満開直前の淡いピンクの花びらと日本ミツバチ   
       

                

青空に映えるさくらんぼの花


さくらんぼの木の下の少女ハカマ


春蘭です。花が終わったら株分けして増やそう。



こちらも負けじと、葉ワサビの白い花とやわらかな緑葉。
(醤油漬けとのっぺ汁葉ワサビ入り)通にはたまらない冷酒の当て!

夕べからの雨で、さくらんぼの花は散ってしまったが、他は未だ楽しませてくれている。
待ち遠しかった春が一気に花咲、来週からは山菜採りが始まる。楽しみだ!!!
 赤コゴメ、アイコ、青コゴメと続き、ウド、もみじがさ、コシアブラ、タラノメ等‥
採って楽し、食べて、飲んで美味しい。次回から、山菜シリーズ始まります。